この疲れやすさはHSPだからなんだな、と思った
違和感とともに生きてきた人生
HSPって知ってますか?
最近良く聞かれるようになった概念なのかなと思います。
HSPとはHighly Sensitive Personの略で、すごくかんたんにいうと人一倍繊細な人と呼ばれる人のこと。
これは精神疾患や後天的に獲得した性格ではなく、生まれ持った気質のようです。
私自身、ずっと自分自身に対して生きにくさを感じてました。
幼稚園の時から感じていた周りとのズレ。
学生の時も特にどう友達と仲良くなればいいのかわからない。
すぐに疲れて休みの日はずっと引きこもり。
社会に気づかれし、なじめない、適応できない自分。
発達障害というほどには程度が重くないし、発達の偏り、グレーゾーンに位置してるんだろうなと思ってました。
ただ、このHSPの概念を知ると、これで説明できる部分が全部とは言わないけれど、たくさんあることに気がつきました。
詳しいHPSの特徴は以下のサイトが参考になります。
HSPを知ってから自分自身を振り返ると、これまで感じていなかったけれど刺激に敏感な傾向はあるなと気づきました。
例えば、人が多くてざわざわしたところはすごく疲れる。
満員電車はすごくストレスで少しでも音の刺激を減らすためにノイズキャンセリングのイヤホンを愛用してました。
前の職場は、子どももたくさんいて、場所も毎回変わったので音や環境の変化へ刺激が大きかったから辛かったのかもしれないなと。
機嫌の悪い人を見るとつい気を使って、結局こっちが疲れるってのもあります。。。
他にも、人の目が気になったり、部屋着はなるべく半袖・半ズボンで肌に触れるところが少ない方がいいだったり、辛いものが極端に苦手だったり、物音があると寝れなかったり・・・などなど。
刺激への敏感さだけでなく、涙もろかったり、他人が怒られているのを見るとこっちが怒られている気分になったりと共感性の高さも私の中には見受けられます。
ただ、この共感性は今の仕事(対人援助職)にも役立つ部分。
そういう意味では自分にあった仕事を自然と選んだのかなぁなんて思います。
HSPの自分を受け入れられるように
私のずっと感じてきた違和感。
なんで他の人と同じようにできないんだろうなと思いながら過ごしてきました。
今も正直そう思うこともあります。
でも、HSP傾向を認識することで自分の気質をこういうもんと受け入れる。
苦手と上手く付き合って一緒に歩んでいく。
自分の気質を強みとなる部分を生かしていく。
難しいけれど、自己理解をして等身大の自分で生きられるようになっていきたい。
HSPという視点で自分を見てみると、少し自分がわかったという話でした。