働くということを考えた
夢がない
30代になってしばらくたったものの、ずっとふらふらしていて、結婚するわけでもなく仕事があるわけでもない私。
でも、もう貯金も底を着き始めたので、楽しく過ごしたニート生活ともお別れしなければいけません。
本当に働くのが嫌。
またあの日々が来るのかと思うと胃が痛くなる。
なんで世の中の人はこんな苦痛なことをこなせてるんだ?
ずっとそう思ってニート生活を過ごしてました。
これまで6年間働いてこれたけれど、それは「お金を貯めて留学したい」という目標があったから。
大変だけど、こんな思いをするのもあと少し。
退職までのカウントダウンをしていたから、働けていたんだと思います。
でも、目標を達成した後、また生活のためにもお金は稼がなきゃいけない。
生活を送るためと嫌々ながらこれから何十年と働き続けていくモチベーションがわかない。
次は何を楽しみに働けばいいのか。
そんな果てしなくお先真っ暗な気持ちでした。
いつか独立したいという目標
働くのが嫌だと言いながら転職活動をしていた時、とある転職エージェントのカウンセラーの方に「個人事業主向け」と言われるということがありました。
それは薄々感じていたことで、言われてすごくしっくり来る自分がいる。
そもそもなんでこんなに働くのが嫌と感じるのか。
- 満員電車が大変
- 朝早く起きるのが大変
- 職場の人の顔色を伺うのに気を使う
- 長期の休みが取れない(例えば安い時期に1ヶ月とか)
- 職場での刺激が多い
- ずっと日本にいなければいけない
こんなあたりです。
つまり、やっている仕事そのものは好き。
人をサポートして役立つのは素直に嬉しくやりがいも感じるから、それは好きということ。
今の専門では独立を目指すのはよっぽどの実績が必要だったり、場所が限定されたりするから厳しいなとずっと思ってました。
でも、この転職活動で自分を見つめ直すうちに考えが少し変化しました。
自分の人生の目的にあった仕事なら今の専門でなくてもやってみたいし、それで最終的に独立できるように頑張るのもありかなと。
最初からもう専門以外できないんだという制限をかけていたのは自分だったんです。
そんなに簡単なことではないし、不安もたくさんあります。
一方で、独立を目指した自己研鑽のためのお金を稼いでいこうと思うと、私の最も求めている自由な生活に近づけている気がして働くことを前向きに捉えられるように。
真っ暗な未来の中に一筋の光が差し込んだような感じ。
そんな気持ちでとりあえず一歩、働く方向へ歩みを進めます。